6月22日に、福井市総合防災訓練が実施されました。
啓蒙小学校の児童及び、啓蒙地区住民(37自治会)等、合わせて約1800名が参加する大規模な防災訓練でした。
今回、啓蒙自治会および福井市消防局から、「被害状況(仮)をドローンで動画撮影をしていただきたい」という依頼を受け、社員2名で参加しました。
午前8時に防災無線による放送がなされ、防災訓練が開始されました。消防局のドローンによる状況把握のための飛行の後に弊社のドローン飛行が予定されていましたが、当日の天候は、曇りでしたが風が強く(風速4~6m)、時より突風が吹くような状況でした。航空法で「風速5m以上の場合は飛行を中止することを検討する」とあり、消防局員と協議し上空の風速は5m以上あると判断し、飛行を中止しました。
雨天時のことを考え、事前に社内敷地内でテスト飛行による動画を撮影しておいたため、その映像をモニターに映し、弊社のドローン(Mavic2)を展示し地域の方々に見ていただきました。消防局のドローンも展示され、その大きさに驚きました。以外にも弊社の小型ドローンに福井市長や地域の方が興味を示していただき、撮影しておいた動画の鮮明さに関心されていました。
↑ 左が消防局・右が弊社のドローン
他にも災害ボランティアセンターの周知広報や避難同行動物に関する広報など多数のブースが準備され、大変充実した防災訓練を経験させていただきました。
↑ 消防団による救出訓練の様子
その中でも、福井県防災航空隊による支援物資の搬送及びつり上げ救出訓練は圧巻でした。防災ヘリが上空から小学校の屋上へ支援物資を届け、救護者をヘリへ搬送するという内容で、風が強い中、上空でホバリングし屋上へロープで降下する様子を見学し、プロの凄さ、日常の訓練の重要性を痛感しました。想像できないほどの訓練を日常から行っているのだろうと感じながら見学していました。
当日、実際に飛行できなかったことは残念(想像以上に大規模訓練であったため、少し安心しましたが…)でしたが、このような防災訓練に参加できたこと、準備を行ってくださった関係機関のみなさまに感謝します。
「急ぐ日も 足止め火を止め 準備よし」の全国統一防火標語を心に秘め、「自分達の街は自分で守る!」という精神でいつ起こるか分からない災害に備えることが大切であると再認識した日になりました。
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